昔から変わらない事がある。それは寝る前に音楽を聴くこと。普段から良く聴いているのであえてその時に聴かなければいけない事は全くない。けれど、寝る前真っ暗の中聴いている。
これが常習化したのはいつからか‥おそらくカセットウォークマンというお宝を兄か姉からお下がりで貰ってからで、自分だけのオリジナルテープをダブルカセットデッキ(骨董品)で作り、聴いていた。(マスターになるテープはこっそり借りて)もっと言うと姉と同じ部屋で寝ていた頃、夜某FM局の音楽番組を聴きながら寝ていたのでその頃か‥小学校中学年くらいか。
まあそんな感じで音楽はずっと聴いてきた。
中学生の頃、MDを持つようになり、一枚のMDにAEROSMITHのアルバムを二枚録音し、それを毎晩聴いていた。初期のアルバムは収録時間が少なく二枚まるまる録音出来た。多分スラッシュ(シャナナナガンズアンドローゼスの人)より聴いてたと思う。多分。
何かの記事で
「人は中学生頃に聴いていた音楽を死ぬまで聴き続ける。(死ぬまで好き)」
みたいな事が書いてあった。(少しニュアンスは違うかもしれないけどそんな感じのこと)
自分はたしかに未だにあの時聴いてた音楽を聴き続けているし、全く古くなっていない。その当時でさえ昔の音楽として聴いていたけど古くなかった。それはジャンルにもよるかもしれないけど、それは自分にとって色褪せてないという事なのかもしれない。
で、今だからわかる事もあるし、まだまだ発見する楽しさがあったりする。ルーツを探ったりフォロワーアーティストを聴いてみたり。
楽しみはなくならない。新しい音楽も聴きたいし、知らない音楽ももっと知りたい。(もちろん自分の琴線に触れるもの)
で、昔、寝る前に音楽を聴いてるという話を後輩にした事がある。するとその後輩は
「それ脳ミソに悪いですよ。やめた方がいいですよ。」と。
まあたしかにそんな大きな音で聴いていないし、極力負担にならない感じに努めていたものの、なんとなく寝ても脳は休まってないかも‥とは思っていた。でも、なんならその後輩はイヤホンからめちゃくちゃデカい音で聴いてたし、その方が悪いんじゃないのかと思ったし、お互い様よねぇと。耳に悪いか脳に悪いか‥元気にしているだろうか。別にオチはない。
とか思い出しながらまた寝床につき音楽を聴く。向井太一でノリノリだ。